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信頼できる良い「特殊清掃」業者を選ぶための基礎知識

核家族化・超高齢社会のいま、一人暮らしの親と連絡をすることができず、親が孤独死してしまうことが残念ながら増えてきました。
このような社会の現状から、腐敗した遺体の汚れ処理を専門とする「特殊清掃」の依頼が必要とされています。

そこで今回は、特殊清掃業者の選び方についてご紹介します。

■特殊清掃で行うこと



 特殊清掃では、主に以下の3つの作業を行います。

◇汚物の除去、清掃
腐敗により、体液や血液、排泄物が床や壁に付着すると汚れとして残り、悪臭を放ちます。特殊清掃では、汚物の処理や特殊な薬品や装置を使って悪臭や汚れを除去していきます。

◇害虫・細菌の駆除
腐敗から2週間ほどでハエやウジ虫は大繁殖します。これらの害虫は徹底的に殺虫しないと根絶できなかったり、衛生を悪化させたりします。細菌による感染症の危険もありますので殺虫・除菌を行います。

◇遺品整理・消臭
臭いは広範囲に付着してしまいます。そのため、遺品に悪臭がつくことは避けられません。ほとんどの遺品に悪臭が付着するので、お亡くなりになったお部屋全体、場合によっては家全体の家財を全て整理する必要に迫られるケースがあります。
「業者に頼めば、家財をそのままでも業務用の消臭剤で臭いを消せる」そうお考えの方も多いのですが、臭いが浸み込んだ家財をそのままにして消臭・脱臭するには、膨大な時間と手間が掛かります。結果、とてつもない時間と費用が発生する事になりかねません。

■特殊清掃の参考費用

◇床上の特殊清掃:3万5千円〜

◇浴室の特殊清掃:5万5千円〜

◇消臭剤・除菌剤の散布:1万2千円〜

◇消臭オゾン脱臭処理:3万5千円〜

◇畳の撤去(1枚):4千円〜



上記は一般的な特殊清掃の参考費用です。料金が○○円〜というのは、腐敗の進行状況や清掃する場所が多ければそれだけ費用も高くなる、ということです。また状況に沿って上記のような作業を1つ1つ組み合わせて全体の特殊清掃費用となります。
費用にはケースに応じて幅があるということを頭に入れていてください。また遺品の整理作業が伴う事も忘れてはなりません。

■特殊清掃業者の選び方

 業者選びで大切なポイントが3つあります。

◇特殊清掃の経験
  特殊清掃を多く経験している方が当然良い清掃が期待できます。業者のホームページなどで特殊清掃の事例や清掃件数など、アピールしている業者を選ぶようにしましょう。方法も詳細に記載されて入れば信頼に繋がります。
但し、特殊清掃は使用する機器や薬剤、手順や工法においてもノウハウが全てと言っても過言ではありません。
ただ現場数の経験が多いだけで、効果的な消臭ができない業者の存在も確認されていますので注意が必要です。

◇具体的な清掃方法の説明
  どのような薬剤、清掃機器、清掃方法かをきちんと記載しているかどうかをチェックしましょう。特に特殊清掃でトラブルの多いのは「悪臭」が取れないということです。ニオイや汚物をきちんと除去・清掃できなければ賃貸物件の賠償や持ち家を住宅として売れないことがあり、資産価値を下げてしまいます。


特殊清掃の作業内容や費用、業者選びについてご紹介しました。
大切な遺品や家のために、信頼できるきちんとした業者選びが大切です。安ければいいというものではなく、質の高い作業を行うことが特殊清掃では何より重要です。

弊社でも徹底した特殊清掃・遺品整理を行っております。
中には「特殊清掃業者に頼んだが臭いが無くならず困っている」と言う、尻ぬぐいのような作業依頼もございます。
そのような場合、お身内の孤独死と言う悲しい出来事の中、2つの業者に依頼しなければいけないと言う現実に直面します。
時間も、費用も倍増してしまうのです。

身内の孤独死は、誰もが突然の事でどうしたら良いかわからず、冷静に判断できない可能性があります。
弊社ではそのような時こそお身内に寄り添い、状況を的確に判断してご説明させていただいています。

お困りの際には、弊社までお問い合わせください。