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特殊清掃はどのくらいするの?特殊清掃の相場と内訳!

「特殊清掃を頼まないといけないけれど、いくらかかるか分からないから怖い。」
「特殊っていうぐらいだから高そう…」
このように思っている方は多いのではないでしょうか?

確かに、遺品整理ですら滅多に行わないのに、特殊清掃を何度も経験しているという方は非常に稀だと思います。
そのため、特殊清掃の相場をご存知でなくても無理はありません。

今回はそのような方のために、特殊清掃の相場を解説します。


◆特殊清掃って?

そもそも特殊清掃を知らない方がいらっしゃるかもしれないので、簡単にご説明します。
特殊清掃とは遺体が何らかの事情で発見が遅れてしまい、体液や血液が染み出していたり、異臭を放っていたりする場合に、その住宅を原状回復させるために必要となる清掃の事を言います。


◆特殊清掃の相場は?内訳は?

特殊清掃の相場はズバリ50,000~500,000円です。
この価格は特殊清掃費だけで、遺品整理費やリフォーム費用は含んでいません。

「相場なのに幅が広すぎて全然参考にならない」と思った方もいらっしゃると思います。
しかし、これにはきちんと理由があります。
その理由は住宅の状況が非常に様々だからです。

その状況とは、例えば遺体発見までの日数や遺体の腐敗状態、亡くなった場所などの状況です。

また、その状況によって必要になる時間や道具の量なども変わってくるからです。

では、特殊清掃にかかる費用の内訳はどのようなものなのでしょうか。
以下に例を挙げてみました。

・腐敗体液、汚染物撤去
20,000~250,000円
・消臭、消毒
15,000~150,000円
・害虫駆除
15,000~50,000円
特殊清掃費のざっくりした内訳はこのようになっています。


◆何故こんなに費用がかかるの?

上記にもあるように一番費用がかかるのは腐敗液体や汚物の撤去です。
では何故これほど費用がかかるのでしょうか?

その理由は腐敗体液、汚物の撤去は非常に困難な場合があるためです。
もう少し詳しく言うと、腐敗体液はフローリングや周りの遺品に染み込んでいくためです。
そして特殊清掃は原状回復を目的とするため、異臭の原因になる部分は全て除去することを目指します。

2階のお部屋で亡くなられて発見が遅れ、1階の住人の方が異変に気づいたケースを弊社でも何度か経験しています。
2階の床から染みた体液が、1階の天井まで体液が到達したためです。
そうなると、床も天井も剥がすと言う、かなり大掛かりな作業になってしまうのは、想像できるかと思います。

こういった理由から、費用が高額になってしまう場合があるのです。


◆まとめ

特殊清掃の相場をお分かりいただけたでしょうか。
想像していたより高かったという方も多いかもしれません。
しかし、全員が最大の価格を想定する必要はありません。
そのため、もし特殊清掃が必要になった場合は見積もりをとってもらうことをおすすめします。

また、見積もりは1社に絞らず、3社くらいに見積もりをとってもらうと悪徳業者やいい加減な知識や技術しかない業者にも引っかからず、きちんとした価格も見えてくるでしょう。
とは言え、事態は緊急を要するケースがほとんどです。何社も見積を取っている時間が無い時には、ぜひ当社にご連絡ください。