店舗兼住宅を一軒まとめて整理したい場合は、生活用品と店舗側の物を最初から同じ扱いにせず、どこまでを整理対象にするか分けて伝えることが見積もりの第一歩です。特に、店舗で使っていた物の中には、家財とは別に扱ったほうがよい貸与品・預かり品・業務書類・固定設備が含まれることがあります。
この記事でわかること
- 店舗と住宅の物が混在するとき、見積もり前に分けておきたい項目
- 残す品や探している品を、店舗側・住居側それぞれで伝える方法
- 階段、出入口、道路、駐車場所など、作業条件として伝えたい情報
- 倉庫やバックヤードまで含める場合の見積もり範囲の考え方
見積もり前に伝えておきたい作業範囲
店舗兼住宅では、1階が店舗、奥や隣が台所・居間、2階が居室というように、用途の異なる空間が一つの建物にまとまっていることがあります。相談時には、部屋数だけではなく、店舗部分・生活スペース・倉庫や収納場所を分けて、整理したい範囲を伝えると現場条件が伝わりやすくなります。
| 見積もり前に整理したい項目 | 伝える内容の例 |
|---|---|
| 店舗側の物 | 什器とは別に、雑貨、日用品、在庫として使っていた物など、整理を相談したい範囲 |
| 生活用品 | 台所、居間、寝室など、住居側で整理したい部屋や収納場所 |
| 残す品・探している品 | 写真、位牌、趣味の品など、触れる前に分けておきたい物や捜索してほしい物 |
| 別に確認したい物 | 貸与品、預かり品、業務書類、契約先に返す可能性のある物 |
| 固定されている物 | 建物や店舗設備に取り付けられている物。家財と同じ扱いにせず、見積もり時に対象かどうかを分ける |
| 搬出動線 | 階段の幅や傾斜、店舗と住居それぞれの出入口、廊下の広さ、大型品の位置 |
| 道路・駐車条件 | 建物前への車両停車の可否、駐車場所までの距離、周辺道路の広さ |
| 倉庫・バックヤード | 店舗奥、屋外収納、物置なども今回の見積もりに含めるか |
すべてを事前に分類する必要はありません。ただし、残す物、探している物、家財と分けて扱いたい物、今回の見積もりに含めない場所だけでも先に決めておくと、現地での相談範囲を整理しやすくなります。
店舗兼住宅を一軒まとめて整理したい場合は、建物の間取りだけでなく、店舗部分の使われ方や残す品、階段・道路・駐車条件まで含めてご相談ください。プロアシスト東日本へのお問い合わせはこちら。
東京都大田区の遺品整理作業事例
東京都大田区にて、ご遺品整理の作業をさせていただきました
こんにちは。
プロアシスト東日本の川崎です。
今回は東京都大田区で故人の息子様のご依頼にて、お母様が最後に住まわれていた空き家のご遺品整理を行わせていただきました。
多すぎるご遺品に手が付けられず・・・
この東京都大田区のお宅は、商いをされていた店舗付き住宅です。
お父様が先立たれ、その後お母様がお一人でお住まいでしたがお母様も亡くなられ、今回故人の息子様がプロアシスト東日本にご依頼下さいました。
1階 店舗+台所・居間。
2階 住居部分4部屋の5K+店舗
お身内だけでは到底遺品整理が終わらない多すぎるご遺品…
早く遺品整理をしなければと思うものの、全く手が付けられない状態で困られていたそうです。
作業はトラック7車を必要とする大型のご遺品整理で、道路や駐車スペースの関係上、複数日に分けて作業をさせて頂くことになりました。
東京都大田区などの都会では、狭い道路も沢山あります。
今回の貴重品は、ご遺品整理の依頼者である故人の息子様が丁寧にご指定下さりました。
そして特別捜索品は、思い出の漫画本とおもちゃ達。
ご依頼者様ご本人が、昔集めていらっしゃったコレクションです。
ご遺品整理の作業開始。
ご依頼者様をはじめ、奥様とご親戚もお立合い頂きました。
ご遺品整理を進めるなか旧札などの現金が発見されました。
また大量に発見された写真やアルバムから、思い出の写真を選んでお取り置きされ、その他ご位牌・仏具などの大切なお品物を確認してお持ちになりました。


東京都大田区と言う土地柄と昔の建物と言う事もあり、2階へ上がる階段は狭い上に角度が急^^;
大型家具の搬出は非常に困難な上に、沢山の本が遺されており、そのバケツリレーでの搬出はなかなか大変な作業でした。
スタッフ総出でのリレーの後、ご遺品の搬出は無事に完了。
故人の息子様であるご依頼者様が、昔ご自分で収集されていたマンガ本やおもちゃ等、沢山のコレクションを、懐かしくお取り置きされました(^▽^)
その他、まだ使用できる沢山の昭和の雑貨類や日用品などは、プロアシストで海外リユース用にお買取りさせて頂き、処分費の軽減に繋がりました。
プロアシストが行っている海外リユースは、ご両親が大切にされていた家財や、ご遺品の中でも まだまだ使える品物などが無駄に廃棄されることなく、海外で必要な方々に生かされる事をお伝えすると、是非誰かの為に生かしてほしいとお喜びいただきました。
ご遺品整理作業風景



【ビフォーアフターです】







店舗兼住宅の遺品整理で、見積もり前に確認したいこと
店舗にある機器や備品も、すべて整理対象にできますか?
店舗内にある物がすべて家財と同じ扱いになるとは限りません。リース品や貸与品など、契約先へ返す可能性がある機器・備品は、勝手に搬出対象へ含めず、契約内容や所有者を確認してから扱いを決めます。
探してほしい遺品は、どのように伝えればよいですか?
捜索を希望する物は、品名だけでなく、ありそうな場所や保管していた部屋も一緒に伝えると共有しやすくなります。手元に同じ物や似た物の写真がある場合は、写真も見せておくと特徴を伝えやすくなります。
特に店舗兼住宅では、店舗側と生活スペースの両方に収納がある場合は、「漫画」「玩具」「写真」といった品名だけでなく、「2階の部屋」「店舗奥の棚」など、場所の情報も添えてください。
店舗兼住宅の費用や日数は、どのくらいかかりますか?
費用や日数は、店舗と住宅を合わせた物量だけでなく、階段や通路の広さ、搬出経路、道路状況、車両を置ける場所、整理する範囲などによって変わります。
この記事で紹介している大田区の実例ではトラック7車分となっていますが、これは5K+店舗という個別の現場での実例であり、店舗兼住宅の一般的な車両台数・費用・日数の目安ではありません。見積もりは実際の建物と物量、作業条件をもとに確認する必要があります。
大田区で店舗兼住宅を一軒まとめて整理したい場合は、店舗部分と住居部分の範囲、残したい物、探している物、返却が必要な機器などを分かる範囲でお知らせください。店舗兼住宅の遺品整理について相談する
仕分け・捜索・搬出などの対応内容は、遺品整理サービスのご案内をご覧ください。






